2026年ミラノ・コルテイナ冬季オリンピックが、
盛大に開催された、この3月、数多の栄光と歓喜が渦巻いた中、
その歓喜の渦の中で、一つの微笑ましくも、また、
なにか大いなる示唆を含んだようなエピソードが語られた。

それは、フィギュアスケートペア競技で、
見事、史上初のメダル、何より金メダルを獲得した「りくりゅう」こと、
三浦璃来・木原龍一のペアである。
ふたりの感動の演技で、失意のショートからの大逆転により、
見事、金メダルの栄誉に輝いた勇姿は、流石のにわかの私も涙する程の、
史上稀に見る感動の物語であったが、その歓喜の渦の中で、
ひとつのエピソードもまた、
わたしの心に深く刻まれた物語であった。
それは、歓喜の後の、数多のインタビューの中で、
ふたりの口から、細やかなエピソードとして語られた。
ふたりは普段活動拠点として、カナダのオークビルで、
シェアハウスで共同生活をしているわけだが、
何でも、大会があって、その拠点を離れる際には、
その都度、各々の部屋や、共用スペースを、
それぞれキチンと、しっかり掃除をして、
キレイな状態にして、その拠点を一時空けるのだそうだ。
だから、シーズン中はずっとキレイな状態にあると、
爽やかな笑顔で屈託なく語るふたりを見て、
益々、すっかりこのオリンピックの演技を見て涙し、
柄にもなく、フィギュアスケート選手のにわか推しに激変した私、
オリンピックが終わって、すっかりその余韻も冷めてしまった今でも、
毎日、「りくりゅう」関連の動画を漁りながら、今も、同じような場面で、
スーッと一筋涙しているにわか推しですが、
このお二人は、その掃除をして、拠点を離れる理由については、
多くを語りはしませんでしたが、お掃除を生業としているわたしには、
少し解るような心持ちも致します。まあ、それは私に拘らず、
多くの方が理解を寄せられるエピソードな気もいたします。
しかしそれにしても、こんな爽やかなペアが、
この世に存在していたとは、近年稀に見る出来事で、
長生きはするものだなあと思う今日この頃です。