「ひかりのいと」銀色夏生
読む瞑想、聞く癒し
唇に言葉をのせて、
日常のしがらみから
解き放たれる
快感を味わう。
[君へ]
君は好きなことを、
好きなふうにやるべきだ。
そのことが他人から見て、
どんなに変でも、損でも、
バカだと言われても、
気にするな。
だって彼等は、
君の願いを知らない。
君が何をめざし、
何に向かっているのかを知らない。
君は彼等とは違うものを
見てるのだから。
あの、強い思いだけを、
繰り返し思い出して、
そのことを忘れないで、
他人の説教やからかいなど気にせずに、
どんどんやりなさい。
けして周りを見たらダメだ。
仲間はいないんだ。
すくなくとも途中には、
君はやりたいように、
どんどんやりなさい。
やりたいことを。
好きなやり方で。
その行為が同時に君を救うだろう。
その行為は同時に人をも救うだろう。
そのことを忘れないで。