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凡庸なればこそ

【年をとる醍醐味】現在を味わうこと、現在において過去を味わうことが年をとることの醍醐味になる。

「哲学の巫女」

池田晶子女史の言葉

【年をとる醍醐味】

死は人生のどこにもない。

そう認識すれば、

現在しかない、

すべてが現在だということに

気がつくはずです。

人は死があると思って生きているから、

生まれてから死に向かって時間は

流れていると思っています。

社会もその前提で動いています。

死がないとわかった時、

時間は流れなくなるのです。

そうすると、

現在しかなくなってしまう。

そうなれば、

過去もこの現在にあると

いうことに気がつく。

それが、

年齢を重ねることの

面白さでもあるのです。

現在という瞬間に

時間が層をなしている。

年をとると、その層がだんだん

厚みを増していきますから、

反芻することが非常に

面白くなっていきます。

現在を味わうこと、

現在において過去を味わうことが

年をとることの醍醐味になる。

『人生は愉快だ』引用

冒頭の、「”死は人生のどこにもない”、

そう認識すれば、現在しかない、

すべてが現在だということに

気がつくはずです。」

まずこの部分からして、

凡人には理解し難く、苦笑。

まず、”死は人生のどこにもない”

これは理解し得ないこともないけれど、

だからと言って、すべてが現在だとは、

中々にすぐに気がつくということには、

なりにくいわけだけれども、

ここは哲学的概念の世界と捉えて、

いたって肯定的に認識したとして、

次の「”死がないとわかった時”、

時間は流れなくなるのです。」

ここも敢えて肯定的に認識して、

”現在しかなくなってしまう”、

に進んでみるが、次の、

「そうなれば、過去もこの現在に

あるということに気がつく」、

ここも、うん、確かに!とは、

なりにくい部分ではあるが、

敢えてそこも追認することにしたとして、

勿論、ここまでの大前提であるところの、

”死は人生のどこにもない”、

この部分は何となく朧であるがわかる前提で、

この概念に寄り添ってみたとすると、

”現在という瞬間に時間が層をなしている”

これは確かにそうと考え得るし、

そうすると、その厚みを増した過去を、

反芻することが面白く、また、

「現在において過去を味わうことが、

年をとることの醍醐味になる。」

こともよく理解出来るし、共感し得る。

だからこそ、このサイトの新しいコンテンツ、

”壺中の今更”に繋がったわけだけれども、

”過去を味わう”一つの手段としても、また、

その過去の中でも一際苦く切ない一片を、

しっかり供養して、その人生を少しでも

清々しいものにするお手伝いを出来たらという

コンセプトに繋がったわけなのでもある。

にしても、やはり哲学者の概念というもの、

中々に一筋縄ではいかないものですね。

〈ある凡人の独り言。〉苦笑。

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