「黄昏ひとりlife」
〜老いを楽しくひとりを生きる〜
〈悩むな、考えよ〉
はじめてお越しいただいた方は、お時間ありましたら私のプロフィールもご覧ください。

台風一過の青空の下、しばらく雨のために
部屋に閉じ込められていたので、さっそく、
歩きたくてウズウズしてきた。苦笑。
起きて超速で洗濯を済ませて、
何処を目指して歩こうかと、とりあえず靴を履いて
玄関を出て、そのまま心のままに気の向くままに、
いつしかその足は駅ビル方向に向かって進んでいた。
これはあそこだなと、笑。
それから風の向くまま気の向くまま、
歩くことおよそ15分、到着しました。

3週間ぶりくらいの紀伊国屋書店、
書店好き老楽人、堪能してきました。笑。
「自分を生きる!長所を生きよう!」
年金暮らしの身の上故に、そう滅多に本の購入は
出来かねますが、だからこそ余計に選ぶ楽しさは、
若い頃に比べれば格段に増していると思います。笑。
そして今日は、詩集コーナーで珠玉の一編を
採集することができました。
「ひとりではない」庭野節子詩集
うちの心に刺さった三遍ほどをご紹介します。
[box05 title="賜物を生かそう"]
賜物ってなあに
長所かな
特技かな
そうその人が持っているいい所だよ
いい所をずーっと続けて生きれば
楽しく生きられて何かの専門家になれるかもね
そんな賜物がすべての人に
与えられているんだよ
[/box05]
[box05 title="長所を生きよう"]
多くの人はいっぱい叱られて育てられた
叱られると短所を教えてもらうことになる
ほめられるとね長所を教えてもらうことになる
そして私たちの多くは短所を直す努力をする
だけど同じ努力をするなら長所をのばす方が
楽しいのではないかなあ
そうすると短所は長所に引っぱられて
良い方に変わっていく
人はみんな自分の中で
バランスを取りながら
生きようとするからね
あなたは本当は長所を生きるために
生まれてきたのよ
だってあなたの長所は
社会が必要としている宝物だもの
[/box05]
[box05 title="自分を生きる"]
山麓の景色は心の輪郭を一変する
懐かしさに全身が脈打つ
これが本来の自分だろうか
そうこの自分を生きよう
この自分はこの上なく平和だ
この自分は心がゆったりしている
この自分は与えられている賜物が見える
この賜物で生きる
平和を目指して
[/box05]
〈「ひとりではない」庭野節子詩集〉
入院中に同室となった同じ病気の仲間の支え。
ごはんを炊こうとした竈の火から
差し伸べられる神の手。
苦しい病床から生まれた優しい言葉の数々。
「ひとりではないー庭野節子詩集ー」