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老後ジャーナル

【清遊自適】俗塵を離れて自然を楽しむ。心のおもむくままに。

(頭以外を使う)

ことばで考えるのは技術的である。

根本のところは体で

考えるのでなくてはならない。

体を動かさずに頭だけ

働かすことができるというのは

迷信であろう。

雑談のおしゃべりなども

口という体を使っている。

気のおけない友人と

時の移るのを忘れて

浮世ばなれした話に

打ち興じるのは、

おそらく人生最大の

愉しみのひとつだが、

それが頭の血のめぐりを

よくしてくれる。

そういう清遊のあと、

思いがけず仕事がはかどる

ということもある。

〈ライフワークの思想〉外山滋比古(著)

この〈頭以外を使う〉という一文を読んで、

恥ずかしながら(清遊)という言葉にはじめて触れて、

何故か心に好感と共にまっすぐと入ってきた。

そしてすぐにその言葉の意味を調べてみると、

【清遊】とは、

風流な遊びをすること。

俗塵をはなれて自然を楽しむこと。

「山野に清遊する」

多く手紙文で、相手を敬ってその遊びや旅行をいう語。

例・「当地へご清遊の折にはお立ち寄り下さい」

まあ、わたしの半生がそのような上品な半生ではなく、

ついぞこのような言葉を使う場面がなかっただけで、

巷では日常用語として使われているのかもしれないけど、

いずれにしてもこの〈清遊〉という言葉が気に入って、

これに〈自適〉を付けて〈清遊自適〉にしたら

いい感じでライフスタイルを表現するのに良いかなって。

ちなみに〈自適〉を調べてみると、

束縛を受けず心のおもむくままに

伸び伸びと楽しむこと。

例・「悠々自適の生活を楽しむ」

ということで、黄昏一個人・趣味は読書と散歩、

そんな自分のライフスタイルを〈清遊自適〉の四字熟語にして、

これからの黄昏生活を過ごそうと思う今日この頃です。

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