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伝承子へ孫へ

【幸福論】「あたりまえなことばかり」池田晶子「苦をも楽しく」中村天風”幸福は実現するものではない”

ここの所、結構お気に入りで

読んでいる「不滅の哲学・池田晶子」

その中で気に入ったところがあるので、

その部分を引用してエッセイにしたい。

思えば、山奥の温泉の郷に育って、

月に一度の月刊”明星”や”平凡”を、

近所の金物屋さんで買うのを、

何よりの楽しみにしていた思春期、笑。

ちなみにその金物屋には果物もあった。笑。

そんな思春期を過ごした反動か、

「不滅の哲学」なるこの手の書物が、

大の好物になってしまった。笑。

〈あたりまえのことばかり〉

幸福は実現するものではない。

深く味わうものである。

幸福は、

ときに苦難や悲しみの

姿をして訪れる。

それは不可知なものからの

恩寵である。

そのことを、

私たちはどこかで

感じながら生きている。

生きる意味を

「味わう」のは

魂である。

味わわれるものは、

どこからかやってくる。

魂は、

それを静かに受け容れる。

考えるのもまた、

魂の営みである。

考える、

あるいは、味わう、

それは魂に生起する

同質の営みを呼ぶ、

二つの異なる名である。

〈あたりまえのことばかり〉(哲学者)池田晶子(著)

〈苦をも楽しく・運命を拓く〉

天風教義の目的は、

どんな場合にも、

たとえば身に病があろうが、

なかろうが、

運命が良かろうが、

悪かろうが、

その他の人生事情の

いかんにかかわらず、

いつも一切に対して、

その心の力で、

苦をも楽しむの

境涯に活きる

活き方をすることにある。

現在の生活の状態、

境遇、環境、職業、

何もかも一切のすべてを、

心の底から

本当に満足し、感謝して

活きているとしたら、

本当にその人は、

幸福なのである。

〈運命を拓く〉(哲学者)中村天風(著)

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