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百点満点じゃなかった人生だけど、でも特別だったんだって!老後ライフは”覚悟と心映え”なんだなって!老後のリアルを笑顔で迎えるwebメディア。

ブルーの随筆

心が枯れない老後を目指す! 推し活の効果。

自分の価値観が絶対で、

他のことは絶対に受け入れようとしない。

そんな、考え方をガチガチに

固めた状態が「枯れる」と言う事でしょう。

普通、歳を重ねるとともに、

考え方が固まってきて、

頑固になってしまって、

徐々にまわりを受け入れ難くなる。

人は知らず知らずに、

そんな生き方になってしまいます。

かく言う私(たそがれヤモメ)も、

50代に掛かった頃から、

何となく枯れ始めたかな?って、

そんな自覚が芽生え始めたものです。

人は加齢によって、

白髪が増えたり老眼になったり、

身体が衰えてしまうのは、

仕方のないことですが、

そこで心まで枯れさせてしまっては、

それこそ身も心も老いてしまって、

虚しい老後になってしまいます。

私も50代に掛かった頃から、

身も心も衰えが顕著になって、

55歳の時に最愛の妻を亡くし、

いよいよ心の老いを実感して、

それこそ心が塞ぎがちな時期に、

たまたまYouTubeで目にした、

ある高校女子ダンス部のドキュメント、

その純粋で懸命にダンスに打ち込む姿に、

自分の青春時代と重ね合わせ、

心が洗われて、陽のエネルギーを貰って、

何度も何度もyoutubeを見てるうちに、

いつの間にか心が元気になっている自分、

それから、そのダンス部の動画を、

いろいろ漁って見たり、

今度はそのダンス部のキャプテンが、

卒業と同時に女優になって、

いつしかその娘の成長が気になって、

半分親心のような気分で、

芸能活動を応援するのが楽しくて、

今思えば、これが俗に言う「推し活」?

まあ実際それで随分元気を貰いましたし、

いつしか若返る自分も実感出来たし、

良い事だらけだった気がします。

そうこうしてるうちに、

私も60代に突入し、

その娘も朝ドラに出るまでに成長し、

もう大丈夫かなって、

親目線で安心し始めてたところに、

「孫推し気分の推し活」

わたしにも初孫が誕生して、

今度は「孫推し」かって、

確かに孫へのプレゼントを

デパートで買う時は楽しいし、

心がウキウキはするのだけれど、

ある時同時期に初孫が出来た親友と話していて、

俺たち孫の成人まで生きられるかな?なんて、

そんな会話になるのも老後のリアルで、

そんな時、仲良くさせて頂いてるご近所さんの、

可愛い美人姉妹のお姉ちゃんが、

高校受験を受けるってなって、

あ〜実の孫の高校受験って、

経験出来るのかな?なんて考えてると、

その可愛い美人姉妹の今が、

実の孫のように感じられて来て、

ある意味「孫推しみたいな初恋」、

まあ「永遠の片想い」なんだけど、

親御さんの教育の賜物なのか、

親御さんのDNAなのか、

武道を嗜み、

容姿端麗、頭脳明晰、

才色兼備の可愛い美人姉妹、

私(たそがれヤモメ)のような老体にも、

心優しく接してくれる心映え美人姉妹、

送信して貰ったスナップ写真を、

就寝前に見ながら入眠するのが、

私の今の元気の秘訣です。

若返り効果抜群の「推し活中」です。

ウキウキワクワクの、

青春時代に戻った気分です。笑。

最後に、坂村真民の詩を添えて、

「心が枯れない老後」終わります。笑。

坂村真民「二度とない人生だから」

相田みつおが

結婚式の最後に

新郎新婦への餞としてよく読んだのが、

この坂村真民の「二度とない人生だから」、

当時はまだ坂村真民も知られていない

時だったが、「四国にこういう素晴らしい詩人

がいて、自分は尊敬申し上げている。その方の

詩の中から、若いお二人に贈りたい」と言って、

朗々と暗唱したとの事(相田みつお氏長男の
相田一人氏談)

人生山あり谷あり、いろいろではあるが、

いずれにしても、「二度とない人生」を思い、

それぞれの感性で、「今を生きたい」。

二度とない人生だから

一輪の花にも

無限の愛を

そそいでゆこう

一羽の鳥の声にも

無心の耳を

かたむけてゆこう

二度とない人生だから

いっぺんでも多く

便りをしよう

返事は必ず

書くことにしよう

二度とない人生だから

まず一番身近な者たちに

できるだけのことをしよう

貧しいけれど

こころ豊かに接してゆこう

二度とない人生だから

つゆくさのつゆにも

めぐりあいの不思議を思い

足をとどめてみつめてゆこう

二度とない人生だから

のぼる日しずむ日

まるい月かけてゆく月

四季それぞれの

星々の光にふれて

わがこころを

あらいきよめてゆこう

二度とない人生だから

戦争のない世の

実現に努力し

そういう詩を

一遍でも多く

作ってゆこう

わたしが死んだら

あとをついでくれる

若い人たちのために

この大願を

書きつづけてゆこう

-ブルーの随筆