人生は夕方が楽しい、という言葉があります。
夕暮れ時のことを黄昏時とも言います。
盛りをすぎて終わりに近づこうとするころである
まさに人生の黄昏時、
人はその黄昏時をどう過ごせばいいのか、
私（たそがれヤモメ）が生まれて、
６５歳になるこんにちまで、
世の中のありとあらゆる事が変わってしまった。
わたしの人生、夜明けからお日様が真上に昇るころには、
携帯電話などというものは思いもつかなかった。
黒電話のダイヤルを回す指先の感触は、
今でも何となく残っている気がする。（笑）。
それが今では、海を越えた遥か遠くの出来事さえも、
まさに眼前で起きているかのように
仔細まで手に取るように届いてくる。
人々は、大谷翔平のホームランに一喜一憂し、
通訳の手酷い裏切りに時を同じくして憤怒する。
そんな時代にあって、文明が進歩するたびに、
余分なもの余計なことを身に着け考えて欲するのも人間である。
確かに、東海道五十三次テクテク歩いて、
間に合うような時代ではないし、
かと言って、リニア新幹線が必要かと問われれば、
なんと答えて良いか？悩むのも現実である。
ことほどさように、文明の進歩とともに、
玉石混合あらゆる思想・価値観も入り乱れ、
人々の生き辛さも極に達している現在にあって、
迎えたこの人生の黄昏時を、
これまで生きて、あらゆる懺悔と贖罪も込めて、
この最期の楽しいと言われる黄昏時を、
少しでも有意義に、そして少しでも幸せに生きたい。
そんな想いを前に、人生のロールモデルとも云うべき、
方々の黄昏時の姿をこの”黄昏への扉”の先に、
あまた映し出して、人々の参考になり得ればと、、、。
黄昏ヒューマンライブラリ〜